骨粗しょう症とは

骨粗しょう症とは骨が弱くなり(すかすかになり)、転倒しただけ、もしくは少しぶつけただけで骨折を引き起こす病気です。骨の強さには関係しているのが「骨密度(骨の量)」と「骨質(骨の成分)」です。骨の量が多くても、コラーゲンが劣化すると骨はもろくなります。
当院では、問診により現状の痛みや過去の病歴などを伺った後、必要に応じて骨密度検査、血液検査・尿検査などを組み合わせて、正確な骨粗しょう症の診断を行います。「骨密度」と「骨質」を改善すれば、骨粗しょう症は予防・治療が可能です。痛みなどの自覚症状がなくても、下記のような危険因子に当てはまる方は、一度受診をご検討ください。
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骨折を何度か繰り返している
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両親の骨折歴(特に大腿骨近位部骨折歴)
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喫煙、飲酒習慣の有無
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ステロイド服用歴の有無
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既往歴(関節リウマチ、糖尿病、甲状腺機能亢進症など)